食器洗い乾燥機をはじめてご購入される場合、何を基準に選んだらいいのかお困りの方も多いのではないでしょうか。ここでは、食器洗い乾燥機を購入するときに「カタログを見てもちょっとわかりづらい」食器洗い乾燥機選びのポイントをご説明します。
まず1つめのポイントは「ドアの開閉タイプ」です。
「ドアの開閉タイプ」によっては、キッチンに置けなかったり、食器の出し入れがしにくかったり、使い勝手が悪かったりすることがありますので、ご注意ください。
最近のスリムタイプの食器洗い乾燥機は、大きく分けて3タイプに分類されます。
下開きタイプ

上開きタイプ

スライドタイプ

お店で展示されている食器洗い乾燥機はほとんど正面向きに置かれています。正面からは開閉しやすいけど、横置き状態だと開閉しにくいこともありますので、実際に食器洗い乾燥機をキッチンに置いた状態で開閉のしやすさを確認しましょう。
つめのポイントとなるのが「汚れ落ちの良さ」です。食器洗い乾燥機は、「高温のお湯」、「洗剤による汚れの分解」、「洗浄水の噴射」の3つの効果で汚れを落とします。
この中で、食器洗い乾燥機の性能に関係するのが「高温のお湯」と「洗浄水の噴射」。
洗浄ノズルから噴射される高温の洗浄水が「食器にまんべんなく」かつ「直接(勢い良く)」当たるかが洗浄力の決め手となります。
ヒーターが内蔵されている食器洗い乾燥機は、ヒーターで洗浄水を沸かしながら、高温のお湯で洗います。
ヒーターが内蔵されていない食器洗い乾燥機の場合、給水接続では使えません。また、給湯温度を60℃にしても、庫内や食器などに熱を奪われて温度が下がるため、油系よごれなどが残ることがあります。
洗浄ノズルからの噴射が1つ1つの食器に直接(勢いよく)あたるように設計されているかで、汚れ落ちが違ってきます。
上段 回転ノズルタイプ

上段 固定ノズルタイプ

例えば、上段のノズルが固定ノズルの場合、洗浄水が部分的にしか直撃しないため、汚れ落ちが悪くなります。
さらに、固定ノズルの場合、1方向からしか洗浄水を噴射しないので、食器の汚れ面をノズルに向けてセットしないと、汚れ落ちが悪くなります。
食器洗い乾燥機はシンクの近くにあるため、結構汚れます。とくにドアの取っ手まわりなどは、手で触れることが多く汚れがつきやすいので、なるべくシンプルなデザインの方がドアの拭き掃除がラクになります。
さらに、庫内の隙間に食べかすなどが挟まって残ることがありますので、庫内もスッキリしたデザインの方がお手入れが断然ラクになります。
3つめのポイントは、「いろいろな食器がたくさん入るかどうか」です。少人数のご家庭でも、できるだけ大容量の食器洗い乾燥機をご購入された方が、調理器具なども一緒に洗えて便利です。
「いろいろな食器がたくさん入るかどうか」の決め手となるのは「庫内の広さ」。カタログなどに「食器点数」は書かれていますが、「庫内の広さ」は明記されてないことが多いので、店頭などで実際に広さを比較してみてください。
「食器点数」は標準的な食器の収納点数のことで、メーカーによって食器の種類や大きさが異なりますので、ある程度の目安として考えたほうがいいです。ご家庭で実際に使う食器がどれだけ入るかが重要です。
いくら食器をたくさん入れても、汚れが落ちなければ意味がありません。
例えば、「Point2.汚れ落ちは良いか」のところでご説明した固定ノズルの場合、食器をセットする場所やセットの向きによっては、食器の汚れ落ちが悪くなることがありますので、食器を入れる度に、場所や向きに頭を悩まさないといけません。
4つめのポイントは、「洗浄時間」です。食器洗い乾燥機は洗いから乾燥まで自動でやってくれるので時間がかかっても大丈夫と思われがちですが、洗浄時間が短いとこんなメリットがあります。
・電気を使っている時間が短いので、電気代がお得。
・短時間なら運転中の騒音もあまり気にならない。
・食器をすぐに片付けられる。
・来客時など、大量の食器を洗う場合に短時間で繰り返し洗うことができる。