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映像機器の選び方

映像機器には、テレビスクリーン+プロジェクターがあります。
テレビならば、皆さんご存知のとおり液晶やプラズマが非常に鮮明でオススメです。スクリーンは、設置場所や配線などの制約をうけますが、テレビなどに比べ、比較的安価に大画面が手に入れます。

『テレビの選び方』

設置場所のスペース確認

まず、設置スペースのサイズを測りましょう。
測るのは、横幅、高さ、奥行きの3つです。これが設置可能なテレビのサイズになります。

テレビの端子について

テレビと他の機器をつなぐ端子類です。最近、デジタル機器の普及によって、端子の種類が増えました。

D端子
映像端子。DVDプレイヤーなどの再生機器と繋げます。D端子はD1~D5まであり、数字が大きくなるほど高画質となります。
デジタル放送にも対応可能な高画質を実現する端子で、映像サイズ(4:3or16:9)も伝送されるため、画面サイズのセットが必要なくなります。

光デジタル端子
音声端子。
サラウンドシステムのアンプと繋げることで、テレビ音声を5.1chサラウンドで楽しむことができます。
地上波デジタル放送では5.1chの規格(AAC)が採用されているので、これからは今まで以上に必要な端子といえます。

HDMI端子
家電向けのデジタル映像・音声入出力端子。
HDMI端子は映像と音声を1つにまとめているのが特徴。


『プロジェクターとスクリーンの選び方』

プロジェクターの設置場所とスクリーンの設置場所の2つを考える必要があります。プロジェクターとスクリーンの距離も大事なので、互いの都合を考えて機器を選びましょう。

スクリーンのタイプの選び方

スクリーンにはタペストリータイプ、床置き、天井吊り、三脚スタンドに掛けるタイプなどがあります。

タペストリータイプ
壁や天井にフックをつけて引っ掛けたり、三脚スタンドを設置し、引っ掛けたりします。このタイプは、巻いて棒状にして片付けます。

床置きタイプ
床に設置して上に引き出します。壁や天井に穴をあけないので、賃貸の家でも設置しやすくオススメです。デザイン性が高い製品が多く、スクリーンを収納して置いたままでも問題がありません。

天井吊りタイプ
天井に取り付けます。リモコンでスクリーンを出し入れする電動タイプ、ロールカーテンのようなタイプやブランドのような手動タイプなどがあります。天井に取り付けるためスクリーンを収納時は目に付かないのでリビングなどの美観に気を使いたい場所でも設置しやすいです。

スクリーンのサイズの選び方

設置場所を決めたら、下の表でスペースのあうサイズを選びましょう。その時両サイドに設置するスピーカーのスペースも考慮しましょう。

インチ 16:9ワイド(横幅:高さ) 4:3(横幅:高さ)
60 132.8cm:74.7cm 121.9cm:91.4cm
80 177.1cm:99.6cm 162.6cm:121.9cm
100 221.4cm:124.5cm 203.2cm:152.4cm
120 265.7cm:149.4cm 243.8cm:182.9cm
140 309.9cm:174.3cm 284.5cm:213.4cm

プロジェクターの選び方

現在、市場で売られている主なプロジェクターは液晶方式とDLP方式の2種類があります。

液晶方式に関しては、液晶TVとほとんど同じですが、DLP方式の場合は、液晶で言う「画面を構成する1つ1つの画素」がミラーになっており、その反射角度によって映像を作ます。
※液晶&DLP共に1つの液晶画素及びDLPミラーで図解していますが、実際には1つのパネルに数十万~100万個前後の画素又はDLPミラーがあり、画素又はミラーの数が多いほど詳細な映像になり価格も高くなります。

『液晶プロジェクター』
現在、10万円台から入手できるプロジェクターのほとんどは液晶方式です。
その仕組みは液晶TVで解説したものと基本的には同じなのですが、液晶TVでは1枚の液晶パネルで画像を表示していたのに対し、液晶ブロジェクターでは光の3原色である赤、緑、青それぞれの専用パネルを1枚ずつ合計3枚使って、スクリーンに投影します。
良い点としてはDLP方式に比べて価格が安いことなのですが、悪い点では液晶TVと同じく表示速度が遅く早い画像についていけない場合がある点と、映像が暗いシーンでのコントラスト(光の濃淡)が悪いと言う点、及び一番言われることは「液晶の画素が目立って気になる!」という点です。
但し、表示速度はかなり改善されてきており、コントラストについても電球の光源を調節することにより、暗いシーンも綺麗に投影できる機種も出てきました。

『DLPプロジェクター』
近年新しく登場したDLP方式は、フィルムを使わないデジタル上映の映画館でも使われている方式ですが、映画館ではDLPパネルを3枚使うのに対し、DLPパネルが高価なため家庭用では1枚のパネルにカラーホイールを用いて赤、緑、青の光をあて投影する機種が主流です。
良い点は画面のコントラストが優れている点で、黒い映像では液晶と違い完全に真っ暗な黒として表示されます。
そして液晶で目立つ画素がDLPでは目立たない点も人気の1つ。
悪い点ではDLPパネルが米国テキサス・インスツルメンツ社しか作ってないので高価なこと、そして「色割れ」というレインボーノイズがあるという点。
この現象は家庭用のDLPプロジェクターがカラーホイールを使用しているので起きる現象で、例えばカラーホイールが右回りに動いてるとして、DLPプロジェクターでサッカー観戦等をしている時、サッカーのボールが画面左上から右下に動いたとき、そのボールの動きとカラーホイールの動きの速度が一緒になると、スクリーン上に虹色のノイズが出現します。
これを文章で説明するのも、画像で紹介するのも大変難しいので、是非店頭でDLPプロジェクターのスクリーンに向かって、目線をキョロキョロ移動してみると分かるかもしれません。


テレビか、スクリーン+プロジェクターか

基本的には薄型テレビがお薦めです。リビングに設置する場合は特にです。
本格的なホームシアターを構築したい方にはプロジェクターをお薦めしますが、プロジェクターはリビングに設置するには、制約が多いからです。
ホームシアター専門ルームにホームシアターを構築する方には是非プロジェクターをお薦めしたいです。
リビングに設置する場合に、それぞれ以下の特徴が出てきます。

薄型テレビの特徴
1.部屋の明るさに左右されない
2.テレビだけなで設置が楽
3.配線引き回しが楽

プロジェクター&スクリーンの特徴
1.見る時は部屋を暗くする必要あり
2.テレビも設置する必要がある
3.配線引き回しが大変

つまり、プロジェクターでは設置するものが多く、配線も伸ばす必要があるので部屋が煩雑になり易いのです。ただ、プロジェクターの方が、インチサイズで比べるとテレビに比べて安上がりだし、本格的で迫力を感じるホームシアターを構築し易いのも事実です。